vol.22
カメラ散歩のススメ 「ナイス！コミュニケーション*nico」主宰 いりさわ のりこお散歩は好きですか？ 私はヒマさえあれば散歩に出かけます。
ただ歩くのも楽しいですけど、カメラを持って出かけるといつもの景色が変わりますよ。
今回のテーマは「カメラ散歩」です。
カメラを持ってお散歩、というと「何か被写体がある場所へ行かなくては！」と思いがちですね。花、紅葉、動物や鳥、観光地などを撮る。
でも、残念ながらそういった写真は、プロ以外は誰が撮ってもだいたい同じです。それよりも、自分だけが見つけた面白いモノ、キレイなモノ、可愛いモノをカメラに収めてみませんか？
お散歩する道、通勤する道、買い物で通る道・・・。そんな「いつもの道」でもカメラを持って歩くと、一つ一つの景色に意識が集中するから不思議です。
竹藪を覗くと紅葉がすごくきれいだった。面白い形の道路を見つけた。何気なく見た店先が可愛かった。・・・気をつけて回りを見ると、魅力的な風景が見つかります。
いつもは目を向けていなかった畑のあぜ道にはすみれの群落が。今まで見上げたこともないバス待合所の軒下にはツバメの巣が。
こんな小さな発見が、カメラを持っていると特別に嬉しく感じます。
カメラ散歩でもう一つオススメなのは「テーマを決めて撮り集めること」。テーマは何でも良いのです。
私の場合は、空、雲、窓、看板、マンホールなどを撮り集めています。いつもキレイな窓枠や面白い看板をキョロキョロ探しています。
建物の歴史によって違う窓は芸術的です。撮影する時はプライバシーに配慮して個人宅は避け、場所や所有者が分からないように、人や部屋の中が写らないように充分に気をつけましょう。
看板も歴史的、芸術的、ダジャレ等のお笑い的に、話のタネになる被写体ですよ。
自治体らしさをデザインした「ご当地マンホール」は旅の想い出にもなります。
さあ、あったかい格好をしてカメラを持ってお散歩しませんか？ いつもの町が新しい顔を見せてくれますよ！
First Posted : 2014.11.28 on "clover&"
