家事&暮らしニュースサロン

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vol.13

 アイロン苦手を返上しませんか? 暮らし学舎。 前田真理

4月に入り、新生活を始めた方も多いことでしょう。家事がラクにこなせると、新生活もうまく回るというもの。苦手な家事のクリア法をさがしてみてはいかがでしょうか。
昨年末、「マイナビウーマン」が行なったアンケートによると、女性が嫌いな家事の1位は掃除、2位はアイロンがけ、3位は料理という結果だったとか。1位の掃除と3位の料理が好きになるには時間がかかりそうですが、2位のアイロンがけなら、案外簡単にクリアできるかもしれません。

というのも、私自身が、アイロンは苦手でした。ついつい溜め込んでしまうので、アイロンがけは、専らワイシャツを着る夫がするように。しかし、子どもの成長につれ、アイロンがけから逃れられなくなってきました。

そこで、なぜアイロンがけが嫌いなのかを考えてみました。アイロンをかけるスペースが好きではなく気乗りがしない。スタンド式のアイロン台の安定感がイマイチ。取り出しから終了までの作業が面倒。この3つに集約されていたのです。

そこで、改良したのは、アイロンをかける場所とスタイルです。スタンド式のアイロン台の脚部と天板とを取り外し、居心地のいいリビングのテーブルの上でかけることにしたのです。たったこれだけですが、台の安定感と作業しやすい高さで、驚くほど気持ちよく作業ができるように。アイロン台とアイロンはワンアクションで取り出せ、コンセントにも近い場所に収納。アイロンは、「温め」「冷やす」時間も必要なので、週に1~2回まとめ作業にしました。

アイロンのかけ方にもポイントがあります。アイロン上手な人を見ていると、アイロンを持つ手より、逆の手が活躍していることに気が付きました。右利きの私の場合、左手で布を引っ張りながら右手のアイロンを滑らすのです。これだけでアイロンをかける時間は半減します。
さらに、それでも時間がないときのとっておきは部分アイロンです。ワイシャツなら、上着を着用すれば外から見える部分は襟と胸元、袖口のみ。そこだけ集中してかけてしのぐこともあり!という、軽~い気持ちが、苦手を返上するコツかもしれません。

First Posted : 2015.4.8 on "clover&"

PROFILE

前田真理

フリーランスライターの傍ら、「暮らし学舎。」を主宰。
家のコトを家族や仲間とシェアして、幸せ感ある心地よい暮らし方を見つけよう!と活動中。
暮らしに関する講座を開くほか記事やFacebookで情報発信している。
「暮らし学舎。」FBは、https://www.facebook.com/kurashigakusya

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