学んできました! ヘルシー&ビューティートピックス

vol.6

 足の健康 ~靴について~ 暮らしのダイエット・トレーナー 笹島 かなみ

オシャレ優先で足が痛くてもピンヒールを履いていた若いころの私。子どもが生まれてからは見た目よりもローヒールの歩きやすい靴の生活に変わり、その後年代に合わせ様々な靴を履いてきました。最近では脚が疲れないことを重視して選ぶ傾向にあります。
 
ところで、みなさんは靴を何足くらい持っていますか? ある調査によると40~60代の女性の靴所有数の平均は15.5足だそうです。その中で履いていない靴は4~6足。つまり所有している靴の約1/3はお蔵入りということになります(fitfit調べ)。なぜ、そういうことが起こるのでしょうか?

体の筋肉量は30歳を過ぎると、年を重ねるにつれて徐々に減少します。この衰えが脚の老化の原因になり、歩くスピード等、歩行にも影響が出てきます。また、つま先が細く高いヒールを履き続けた結果、外反母趾等の痛みをかかえてしまうことも多いです。それ故に色・価格・デザイン性で買ってはみたけれど長時間歩くのは無理となり履かない方向になったり、洋服のショップやネットで気軽に購入してしまうのも要因として考えられます。
 
先日、デパートの靴売り場で初めて足の正確なサイズを測ってもらいました。左右の大きさに差があること、足裏のバランスが左足のかかとに主に偏っていることがわかりました。体のゆがみが足の裏にも出ていて腰痛等にもつながっていくそうです。

また、シューフィッタ-の方に「履きやすい靴」が「歩きやすい靴」ではなく、ひもやベルト式で脱ぎ履きに手間がかかる「面倒な靴」の方が自分の足に合わせてフィット性を調整でき楽に歩けると教えてもらいました。一度このような靴専門の場所を利用して生活スタイルや足の悩みを相談しながら靴選びのアドバイスをもらうのも大切だと思いました。

履かない靴を並べておくよりも、いつも心地よく歩くために自分はどのような靴を選ぶべきなのか、足元を見つめて賢い選択をしてくださいね。
 

First Posted : 2014.9.17 on "clover&"

参考資料

*株式会社fitfit
40~60代女性の靴の購買・処分意識調査

*サントリー健康情報レポート
ロコモの原因(関節や膝の痛み、筋肉の衰え)

PROFILE

笹島 かなみ

Life&Work☆レンジャー6代表、家事塾1級家事セラピスト、調理師免許、ホームヘルパー2級。
札幌市在住、4人の娘の母親です。可愛い孫もいます。ドタバタしながらも育ててきた時間が、今では私の自慢です。「暮らしはら・し・く」をモットーに自分らしい暮らし方のご提案をしています。おうちのコトを大好きに思えるように心も一緒にサポートします。
〈近況〉市内小中学校家庭教育学校講師、教育委員会生涯学習課主催講座講師など。
ブログ:暮らしはら・し・く

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