学んできました! ヘルシー&ビューティートピックス

vol.2

 夏の肌 ~乾燥篇~ 暮らしのダイエット・トレーナー 笹島 かなみ

夏も本格的になってきました。皆さん、肌の調子はいかがですか?

夏は汗をかくことで肌が湿っている感覚になり、冬と比べて空気の乾燥を感じにくい分、肌のケアを怠りがちになります。でも、乾燥は夏でも大敵なのです。そこで、日常生活で気を付けたいことについて調べてみました。

夏は肌の露出が増え、紫外線や汗の蒸発、エアコンや扇風機の強い冷風に直接当たるなどから乾燥につながるリスクが高くなります。

また、べとついた汗を流す回数が増えるため、入浴や洗顔も注意が必要です。お湯に浸かると肌の最も表面の角質層が膨張し、うるおい成分が溶け出しやすくなり、入浴後20~30分で入浴前よりも肌が乾いた状態になります。これを過乾燥といいますが、そのために、つっぱったような感じになるのですね。

洗い方にも注意が必要です。体をナイロンタオルなどでゴシゴシこすり洗いすることは、肌の表面を傷つける原因になり、肌のバリア機能を破壊し、さらにうるおい成分が溶け出して水分が蒸散しやすい状態になります。

肌にもっとも優しい洗い方は、洗浄剤(石鹸、ボディーソープなど)をスポンジに取り十分泡立ててから、その泡を手に取って手で洗う方法です。タオルなどを使用するときは柔らかい素材を選び、強くこすらずすすぎも十分に行いましょう。顔の場合も洗顔料をよく泡立て、こすらずに優しく洗うこと。すすぎもこすらず水やぬるま湯をパシャパシャとかけて十分にすすぎましょう。
肌を洗うときは「こすらない」が重要ポイントですね。
 
肌を乾燥から守るためには保湿ケアが必要です。
まず、入浴後は過乾燥対策のためなるべく早くボディクリームを全身に塗りましょう。

女性が一番気になる顔のお手入れは、洗った後すぐに化粧水をたっぷりつけ、それから乳液もしくはクリームをつけます。化粧水、乳液(クリーム)とも、顔から首にかけて全体にすきまなく塗り、乾燥しがちなところは重ね塗りをしましょう。忙しいからと化粧水のみで済まさずに、乳液などで肌のバリア機能を補って、化粧水で肌に補った水分の蒸散を防ぎ、しっかり保湿することが肝心です。

夏に乾燥なんて無関係とは思わないで。日々の積み重ねが健やかな肌づくりにつながっていきます。
 

First Posted : 2014.7.16 on "clover&"

参考資料

*LION 健康キレイナビ
入浴後の急激な乾燥
*Kao(花王)スキンケアナビ
上手な洗顔のしかた
 上手な保湿ケア

PROFILE

笹島 かなみ

Life&Work☆レンジャー6代表、家事塾1級家事セラピスト、調理師免許、ホームヘルパー2級。
札幌市在住、4人の娘の母親です。可愛い孫もいます。ドタバタしながらも育ててきた時間が、今では私の自慢です。「暮らしはら・し・く」をモットーに自分らしい暮らし方のご提案をしています。おうちのコトを大好きに思えるように心も一緒にサポートします。
〈近況〉市内小中学校家庭教育学校講師、教育委員会生涯学習課主催講座講師など。
ブログ:暮らしはら・し・く

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