試してみませんか?地元の味

vol.1

 北海道 なまら塩 Ito book 伊藤輝美

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全国各地に在住の「クローバー&」コラム執筆陣が、地元土地独自のレシピ、食材、調味料を紹介します。お土産の定番や名産品以外にも、「珍しい? 変わってる? でもおいしいんです!」というものはさまざまあるもの。旅行したとき、お取り寄せで、身近な食材の新レシピとして……。「おいしそう!」と思ったら、試してみませんか?
今回は第一弾として、北海道在住の伊藤輝美が「なまら塩」を紹介します。
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北海道の伊藤からは・・・「なまら塩」をご紹介いたします。
なまら?塩・・・とは、北海道産昆布使用の天然昆布塩のこと! ちなみに「なまら」とは北海道弁で「すごく」なので直訳すると「すごい塩」(笑)。
0714_jimoto_column_01_photo01-250x166この「なまら塩」、京都の老舗料亭や各地のラーメン店などでも使われているとか。いろいろな料理に使える優れものなんです。
なんでも江戸時代から伝わる製法で2か月以上陰干して作ったミネラル分の多い海水塩、そこに北海道産の昆布を粉末にして入れているので、少量でしっかり味付けができて化学調味料を使わずにだしの風味が味わえる。
粉末状の昆布が入っているので、塩の色は緑がかって見えます(ときどきカビに見間違えられちゃうことがありますが粉末昆布ですのでご安心を)。

0714_jimoto_column_01_photo02-250x166我が家ではこのなまら塩を使ってお料理することが多く、定番は、まずはお弁当の塩むすび。そして冷奴、キャベツサラダ、浅漬け、天ぷら、から揚げの下味。特に冷奴は豆腐のあまみや旨みを引き立たせてくれます。写真は先日の我が家の夕食。豚バラの甘辛炒めの付け合わせお豆腐に「なまら塩」をパラリ。
変わりだねではなまら塩のしお麹。ブリや鮭など魚にさっと塗り、30分ほどおいてそのまま焼きます。すると麹と昆布のだしが豊かに薫り高級な仕上がりになりました。
(参考までに我が家のなまらしお麹の作り方 生麹100g なまら塩 25g 水200ccで10日ほどおく。)

お料理の隠し味や調整などいろいろ便利な「なまら塩」。みなさんもぜひ!試してみてくださいませぇ。

注:すべてが天然素材のため賞味期限が1年と少し短め。浅漬けや下味に使った場合は冷蔵庫での保管をしてくださいね。

First Posted : 2015.7.14 on "clover&"

※お取り寄せ情報
販売元 (株)くすのき物産北海道
以前は通販でのお取り寄せが可能でしたが現在は本店へ問い合わせにて代引き・送料別で承り中だそうです。
札幌近郊では北広島三井アウトレット内の北海道ロコ FARM VILLAGE、道央自動車道の輪厚下りパーキング売店にて購入可能です。
参考価格(税込) 200g¥432 500g¥1,026 1kg¥1,944

PROFILE

伊藤輝美

私らしいStyleなWebサイト「Ito book」運営。

かゆいところに手が届くあなたらしいStyle案内所コンシェルジュとして、個人事業主・個人様向けへの時間管理などの秘書業務、「どうしたら?」を「こうしたら!」への道先案内のお手伝いをしています。札幌・東京・大阪の講師集団「Life&Workレンジャー6」のメンバーとしても活動中。

〈近況〉Webサイト:Ito book

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