
vol.1
美味しい想い出を作ろう! ナイス!コミュニケーション*nico いりさわのりこ「食育」と聞いて、みなさんはどんな印象を持ちますか?
「大事なのは分かってるけど・・・」「難しそう」「面倒くさい」「時間が無い」
無農薬、無添加の食事、健康に良い素材で作ったおやつ、手間暇かけた手作りの食事、幼い頃から子どもに包丁を握らせ料理の経験をさせる、食文化や歴史を伝える・・・。
どれも素晴らしく、大切だということは分かっているのですが、私たち母親が気軽に実践できるかというと、なかなかできないものですよね。
「ぼちぼち食育のヒント~楽しいごはん、嬉しいおやつ」では、新しい視点で「食育」を捉えます。
読んだら拍子抜けするほど簡単なことばかりです。
モノグサな私が思いつく「ぼちぼち食育」ですから、気負わず楽しんでくださいね!
これから月2回、簡単レシピや、食育につながる考え方、気楽な食育法を紹介していきます。
食いしん坊の私は、ほとんど全ての想い出に「食べ物」が絡んでいます。
いえ、忘れっぽいたちなので「美味しい想い出」しか覚えていない、といっても過言ではありません。
運動会の太巻きとおいなりさん、3人姉弟の誕生日には必ず出るフルーツポンチ、
大勢の友達が遊びに来ると母が揚げてくれたドーナッツ、
週末の早朝、父が近所のパン屋さんで買ってくる焼きたてのクロワッサン、
年末、家族総出のおせち作り、高校3年間、母に作ってもらったお弁当、
キャンプと引っ越しの時だけ食べさせてもらえたカップラーメン、
毎年行くスキー場のロッジで食べる鍋焼きうどん、
初めての1人暮らしで最初に作った冷凍エビピラフ・・・。
みなさんの「美味しい楽しい想い出」は何ですか? その中にこそ「ぼちぼち食育のヒント」が隠されているのです!
大事にしたいのは、「美味しい楽しい想い出」をたくさん作ること。そんな想い出は子どもが大人になったとき、確かに愛されていたという記憶となり、心の支えになるものなのです。
First Posted : 2014.10.16 on "clover&"