楽しいごはん、嬉しいおやつ

photo=irisawa

vol.10

 ごはん全部食べよう!

~お腹ペコペコ作戦~

ナイス!コミュニケーション*nico いりさわのりこ

お子さんは食事を残さず食べますか? ウチの子は毎食ペロリ!というお家は良いのですが、食が細かったり、好き嫌いが多くて残すことがある!と、お悩みのお母さんもいらっしゃるでしょう。
実は我が家の娘も幼い頃は食が細く、しっかり食べさせるのに苦労しました。
今回から3回にわたって「ごはん全部食べよう!」をテーマにお伝えします。

食事を残すのは「お腹が空いていないから」かもしれません。
子どもが食事の時間に空腹感を感じないのは、主に「動いていない」か「おやつの食べ過ぎ」が原因です。
食事を全部食べてもらうために、子どもはぜひ「お腹ペコペコ」であってほしいですね。

残念ながら子どもに人気なのは、ゲームやDVDなど動かない遊び。こうした遊びは時間制限を設けて、それ以外の時間は外で遊んだりスポーツをしたり、家のお手伝いをするなど体を動かすよう仕向けましょう。
遊んでいて「お腹空いた!」と子どもが言ったら、まずはお茶など無糖の飲み物を飲ませるのがオススメ。人は喉が渇いただけでも「何か食べたい」と感じてしまうのだそうです。(大人のダイエットにも役立ちそうな情報ですね♪)

子どもに「お腹空いた!」と言われると母性がうずくのか、つい何かおやつを食べさせたくなってしまいます。でも夕食まで30分や1時間待たせたからと言って死んだりしませんからね。
「ママもお腹空いてるの! ゴハン作り手伝ってくれたら早く食べられるんだけど!」
と言って、食事作りを手伝ってもらいましょう。
味見やつまみ食いをしながら一緒に食事を作れば、無駄なお菓子を食べなくて済みますよ。
糖分を摂ると満腹感を感じてしまいますから、食事前にはお菓子を食べない、というルールはしっかりと守りたいですね。

うんとお腹を空かせて食べる食事はとても美味しいのです。
きっと残す余裕などありませんよ!

First Posted : 2015.2.19 on "clover&"

PROFILE

いりさわのりこ

「ナイス!コミュニケーション*nico」主宰。
「コミュニケーション・スキル講師」「おもちゃコンサルタント」の資格を活かし、親子向け講座や企業研修などで「コミュニケーションの大切さ、楽しさ、ノウハウ」についてお伝えしています。札幌・東京・大阪の講師集団「Life&Workレンジャー6」のメンバーとしても活動中。

〈近況〉ブログ:ナイス☆コミュニケーション *nico

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