vol.18
心と体が元気になるバスタイム Ito book 伊藤輝美みなさん何気なく毎日入浴されているとは思いますが・・・心と体が元気になる入浴法ってご存じですか？ 毎日少しずつ疲れている・・そんな私たち主婦こそ、バスタイムを有効活用して心も体も元気にしたいもの。
今回の「試してみました！」は、またまた伊藤の「試してみてます！」シリーズ、「心と体が元気になるバスタイム」と題してお送りします。
まずは「入浴効果」とは、温熱・水圧・浮力の三大効果があるといわれています。どんな効果かといいますと・・・。
「温熱効果」は、体を温めることで新陳代謝が促され、自律神経のバランスが整います。
「水圧効果」は、水圧が心肺の動きを高めて、体により多くの酸素を取り込めるようになるとのこと。お湯に浸かるとお腹まわりが3～6cm細くなるといわれるほどの水圧がかかるそうです。
「浮力効果」は、お湯に浸かると体がふわっと浮くようなあの感じ。その浮遊感覚が心と体をリラックスさせてくれるのです。
ではいよいよ、この三大効果を上手に手に入れるための入浴法です。といっても難しいものではなく、基本的なポイントをいくつか押さえるだけで、体を温め、疲れを取り、リラックスすることができます。
お湯の温度は、冬は40℃・夏は39℃を基準にして前後1～2℃を調節することで入浴効果が高まるそうです。
お湯に浸かる時間は（個人のリラックス感によって多少違いますが）「額にうっすら汗をかく程度」を目安にします。5～6分で充分効果が得られるそうですが、疲労がたまっているな、と感じるときは15～20分。それ以上浸かっても問題はないようですが、水分補給は忘れずにしましょう。
お風呂に入る時間帯は、就寝の1時間半前くらいがよいとされています。お湯に浸かって温まった体がゆっくりと放熱する時間をとることで、眠りにつきやすくなり、精神的なリラックスが得られて心地よい眠りにつながるんだとか。
私はこの入浴法を取り入れてから寝つきの悪さが軽減され、疲れを翌日に持ち越すこともずいぶん減りました。毎日の入浴にほんの少しの心がけ、みなさまもよろしかったら試してみてはいかがでしょうか？
First Posted : 2015.3.18 on "clover&"
