試してみました！気になるヘルシー＆ビューティーアイテム

vol.3

　今治タオル Ito book 伊藤輝美

毎日使うバスタオル、何を基準に選んでいますか？
肌触りがよく吸水性が高い、使い心地のよいバスタオルが理想的ですよね。
今回の試してみましたは、ずばり「今治（いまばり）タオル」です。

実は私は1年前からこの「今治タオル」のバスタオルを使っています。
それ以前は頂き物や、自分で購入する少しリーズナブルなバスタオル。このバスタオルたち、肌触りを重視すると吸水性が悪く吸水性を重視すると肌触りが悪い、入浴後のふき取りの際はつい力を入れてごしごしとしてしまい軽いこすり傷を作ってみたり……。
なんとかこの使い心地の悪いゴワッと感から抜け出そうと柔軟剤をあれやこれやと変え、「あ～何も考えずに洗濯できて肌にやさしいふわっと仕上がるバスタオルを使ってみたい！」と日々モヤモヤ。
そんな矢先、旅行先のホテルで使ったバスタオルが今までにない肌触りと軽さ。軽く体を拭くだけでかなりの吸水性！　しかも柔らかいな拭き心地は肌への負担なくすごく気持ちいい～。これはいったいどこのバスタオルなの？
客室係の方に聞いてみると「当ホテルは今治タオルをご用意させていただいております」とのこと。
「早速購入だわ！」
ホテルで使用したものより少し薄手のものを選んで2枚セットを2セット購入し、計4枚を交互に現在も使用中というわけなのです。

そもそも今治タオルとは――。四国の今治（愛媛県）地域で作られ、「四国タオル工業組合」の組合企業が製造し組合が認定したものが「今治タオル」と名乗ることができます（一つのメーカーや販売店のみで売られているものではありません）。
使い心地・吸水性を重視した良質なタオルは、おろしたてからすばやく吸水してくれます。手間ひまをかけて糸と生地の晒しや染を徹底し、今治独自の認定基準をもうけて品質保証に取り組み、imabari　towel Japanブランドとして世界に発信。ロゴマークがまたなんとも日本らしさが出ていてほっこりかわいい。

使いはじめて1年。先日1セット新たに購入したものと見比べると、残念ながら白色が少々くたびれた色にはなっています。でも、毎日普通にお洗濯して乾かすだけなのに肌触りと吸水性の良さは今でも変わらない。
毎日、家事に仕事に忙しい私にとって、バスタイムでリラックスしお風呂上りにやさしい使い心地の良いバスタオルに包まれる瞬間が至福の時。自分が心地良いだけでなく、他人にもやさしくなれるような穏やかな気持ちを運んでくれる幸せ。
価格は少々お高めではありますが、我が家はこれからもこの至福の時を味わえる「今治タオル」のバスタオルを使い続けていきたいと思っています。

First Posted : 2014.7.23 on "clover&"