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photo=irisawa

vol.64

 街中アートを探せ! 「ナイス!コミュニケーション*nico」主宰 いりさわ のりこ

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、そして芸術の秋ですね~~!
私は芸術に詳しいわけではありませんが、美術館やアート展、芸術祭などが大好きです。
でも、一番好きなのは勝手に探す「街中アート」なのです。

さて今回は「街中アート」を見つけるための、ちょっとしたコツをお伝えしましょう。

1つ目のコツは「見る距離を変える」です。
1つのモノを全体的に見ていると、何でもないようなものでも、近寄ってじっくりと細部まで見てみると、驚くほど美しいことがあります。お寺の梁(はり)や瓦の細工、古いドアノブの質感や真鍮の色、老舗デパートの階段のレリーフ等、見つけたときは嬉しくなります。
反対に遠く離れて見たら面白い!というものもあります。大規模な団地を小高い丘の上から見たら、ブロックのように整然と並んでいて現代アートのような面白さを感じました。
近寄ってみる、遠くから見る。見る距離を変えると楽しい発見がありますよ!

2つ目のコツは「角度を変える」です。
街路樹や道路標識、公園の遊具、看板、電信柱、鳥居・・・。何気ない風景でも切り取り方によってはアートになります。
上から、下から、斜めからといったように見る角度を変えたり、見える範囲を変えたりすると、面白いですよ!
カメラで撮ってみましょう。被写体を真ん中に置くのではなく、「青空と端っこに道路標識」といったように、少しずらしてみると面白い絵になります。
何の変哲もない風景がとたんにアートになる面白さ、たまりません!
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3つ目のコツは「時間を変える」です。
1つのモノや景色でも見る時間を変えると全く違うモノに見えます。
いつも何気なく見る窓が、ある日の夕暮れ、葉っぱの影絵を映し出す額縁になっていました。
秋の抜けるような青空に浮かび上がる複雑な電線も立派なアートです!

どうですか? この秋、美術館や展覧会に行くだけではなく、「街中アート」楽しんでみませんか?

First Posted : 2015.10.16 on "clover&"

PROFILE

いりさわ のりこ

「ナイス!コミュニケーション*nico」主宰。
「コミュニケーション・スキル講師」「おもちゃコンサルタント」の資格を活かし、親子向け講座や企業研修などで「コミュニケーションの大切さ、楽しさ、ノウハウ」についてお伝えしています。札幌・東京・大阪の講師集団「Life&Workレンジャー6」のメンバーとしても活動中。

〈近況〉ブログ:ナイス☆コミュニケーション *nico

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