vol.7
真剣勝負の遊び 「お手伝い!」part1 「ナイス!コミュニケーション*nico」主宰 いりさわ のりこ夏休み、毎日いかがお過ごしでしょうか。
子どもが24時間家に居る夏休み。お母さんにとっては三食のお世話、片づかない部屋、膨大な洗濯物(なぜか夏休みは多い)、家事の繁忙期ではないでしょうか?
そこで、子どもたちを家事に巻き込んでお母さんも楽をして、夏休みの宿題まで出来てしまう!
そんなアイディアを二回にわたってご紹介します。
まずは第一段階、「子どもをお手伝いに誘うコツ」です。
夏休み、やってしまいがちなのは「お手伝いして!」「お手伝いしなさい!」という声かけ。でもこれでは子どもたちの心は動きません。なぜなら親から「~~して!」「~~しなさい」と言われる事柄は「大抵面白くないコト」と、子どもたちは知っているからです(笑)。
せっかくの夏休みですから、子どもの興味を引いて楽しくお手伝いをしてもらい、
お母さんも楽しちゃいましょう!
上手にお手伝いに誘うコツは、まずお母さんが自分の好きな家事について話すこと。
「お母さんね、夏は特にお茶碗洗いが好き。冷たい水で食器を洗って、洗剤の香りも好きだし、時々腕まで濡らすと涼しくて気持ちいいの!」というように。その上で、「何かしてみたいお手伝いってある?」と聞いてみましょう。
分からないようだったら、「一緒に食器洗いやってみよう、気持ちがいいよ!」と誘います。
大事なのは「やり方を教えても否定はしないこと」「楽しくおしゃべりしながらやること」です。
子どものお手伝いは「楽しい」ことが大切!
お手伝いを「真剣勝負の遊び」と位置づけましょう。やり方やコツは教えるけど決して否定はせず、自分で工夫するのを見守りましょう。
そして毎回、心からの笑顔と「ありがとう」を忘れずに。楽しい上にママが笑顔になり「ありがとう」を言ってくれるなんて! お手伝いが大好きになること間違いなしですよ!
First Posted : 2014.8.8 on "clover&"