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夏の肌 ～日焼け編～ 暮らしのダイエット・トレーナー 笹島 かなみ今年もまたギラギラ太陽を浴びる夏がやってきます。
日焼けによる肌のダメージは女性の大きな悩みです。高齢になると顔や手の甲に目立ってくるシミ・しわは、一般的に加齢によるものと思われがちですが、実は紫外線の影響が大きく、日光を浴び続けた結果なのです。ですから、適切な紫外線防御対策によってかなり防げるのです。
紫外線が日本で最も強くなるのは6～8月です。防御対策のひとつに日焼け止め（紫外線防止用化粧品）がありますが、そこに表示されている「PA」「SPF」、なにやら専門用語っぽくて、どのような基準で選べばいいのか迷いませんか？ 単純に値が高ければ高いほど良いのではと思い選ぶこともありますね。
今回はその意味と効果について調べてみました。
紫外線の中で問題があるのはUVA波とUVB波です。
UVA（紫外線A波）は、日光を浴びた後にすぐ肌を黒くする紫外線です。雲や窓ガラスなどを通過し、表皮の下の真皮まで届き、しわやたるみの原因になります。
「PA」はUVAの防止効果を表しています。「PA+(効果がある)」～「PA++++（効果が極めて高い）」まで4段階あり、「+」の数が多いほど防止効果が高いことを示しています。
UVB（紫外線B波）は主に表皮に強く作用し、日光を浴びた数時間後に肌に赤く炎症を起こす紫外線です。頭皮や鼻の頭が真赤になった経験をお持ちの方も多いでしょう。実はこれにやられていたんですね！ シミ・そばかすを作る原因となります。
「SPF」は主としてUVBによるサンバーン（赤くなる日焼け）の防止効果を表し、数値が大きくなるほど効果が高くなります。
このように「PA」「SPF」とも、数値が高いと効果も高くなります。しかし、外出先の環境により紫外線の量や強さは違います。目安として、通勤・買い物の日常生活ならSPF20/PA++で充分。屋外の軽いレジャー等はSPF30/PA+++くらいを。海や山の炎天下はそれ以上の数値をというふうに、シーンに合わせて選びましょう。
汗は効果を下げますのでこまめな塗り直しが大切です。また、つける量やムラにも注意しましょう。帽子や日傘等のプラスもお忘れなく！
自分の将来の肌を綺麗に保つためには日々のケアが欠かせませんね。お肌美人をめざしましょう！
