楽しいごはん、嬉しいおやつ

Photo=irisawa

vol.23

 美味しいおまじない 「ナイス!コミュニケーション*nico」主宰 いりさわ のりこ

料理で励まされたり、力づけられたりした想い出は誰にでもあると思います。それは心を動かされる言葉と同じように効力は絶大!
今回は人を元気づけ、勇気づける「美味しいおまじない」についてお伝えします。

私の母は料理が好きです。
元気がない時には大好物のドリアで元気づけてくれたり、転校して初めて友達を家に連れてきた時には手作りドーナッツで大歓迎してくれたり。
その時には気付かなかったけれど、振りかえると「あれはおまじないだったんだなぁ」と思うことが多々あるのです。

友人たちに聞いても、食に関する想い出は鮮明という人が多いんですよね。
試験勉強の時に出してくれたお夜食のおうどんが忘れられないとか、風邪を引いた時に買ってきてくれる桃缶が大好きだったとか、語り始めたら大いに盛り上がります。
「元気になあれ」「早く良くなりますように」「ガンバレ!」など、お母さんたちは家族に対するそんな思いを食に込めていたのでしょうね。
それが「美味しいおまじない」です。

20150903_oyatsu_column_23_photo01また、料理だけでなく食に関して親に言われ続けたことが記憶に残っているという方も多いようです。
「朝は必ず温かいものを一つ、お腹に入れなさい」「疲れたときには酸っぱいものがいいよ」「眠れないときには温かいミルクを少しだけ飲みなさい」などなど、食に関する知恵を受け継いで、「美味しいおまじない」として残っているのです。

大人になっても心に残る「美味しいおまじない」、親となった今では家族にしてあげる立場になりました。
みなさんはどんな時に、どんな美味しいおまじないをしていますか?
手間暇かける必要は無いのです。
特別な料理で無くてもいいのです。
食べやすいもの、体調に合ったもの、思わず笑顔になる大好物など、家族にメッセージを伝えるつもりで「美味しいおまじない」、考えてみましょう。
それはきっと家族のお守りになりますよ。
 

First Posted : 2015.9.3 on "clover&"

PROFILE

いりさわ のりこ

「ナイス!コミュニケーション*nico」主宰。

「コミュニケーション・スキル講師」「おもちゃコンサルタント」の資格を活かし、親子向け講座や企業研修などで「コミュニケーションの大切さ、楽しさ、ノウハウ」についてお伝えしています。札幌・東京・大阪の講師集団「Life&Workレンジャー6」のメンバーとしても活動中。

〈近況〉ブログ:ナイス☆コミュニケーション *nico

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